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ARTIST FILE 062

 

MELISSA MANCHESTER

 

melissa-manchester.com 

 


  
<参加サントラ>
(80) THE PROMISE   (84) A LITTLE SEX
(86) THE GREAT MOUSE DEECTIVE
 

 

NY/ブロンクス出身のシンガーソングライター。オペラのバスーン奏者である父とデザイナーの母を持ち、芸術家の家に育ったメリサは、ニューヨーク大学で作曲の勉強を積みます。
 
勉学の傍ら、ブロンクスのクラブで演奏をしていたところをベット・ミドラーに見初められ、ベットのバックコーラスにスカウトされました。またこの頃、バリー・マニロウにも曲提供するなど、着実に「シンデレラ・ストーリー」を歩み始めていきました。
 
付記...この下積み時代に、キャロル・ベイヤー・セイガーと知り合い、意気投合した二人は共同生活を送ることとなった。彼女らが歌っていたクラブは、なんとゲイ・サウナのカクテル・ラウンジだったそうだ。
 

73年に念願のデビュー、75年のサードアルバムからのシングル"MIDNUGHT BLUE"が大ヒットし、シンガーとして成功を収めました。
78年には"DON'T CRY OUT LOUD"も大ヒット、グラミーにもノミネートされるなど、彼女の黄金期に入りました。(個人的には映画「アイス・キャッスル」のテーマが大好き!)
 

70s時代はMOR系のスローなバラードを得意としていましたが、80sではTOP5ヒットになった"YOU SHOULD HEAR HOW SHE TALKS ABOUT YOU"(邦題は「気になるふたり」)を始めとして、ダンサブルなディスコ系ヒットを多くリリースし、すっかりイメチェンしちゃいました。

どちらかというと、しっかりとした低音の魅力でせまるタイプの歌唱法、音楽家の家系という血統にも裏打ちされたハイセンスな曲創りはさすがです!
 
付記....恩人でもあるベット・ミドラーの誘いもあり、91年公開の映画「フォー・ザ・ボーイズ」にチョイ役で出演した。
 
96年に、山下達郎のシングル「愛の灯~Standing In The Light」で、達郎氏とデュエットしている。

  

(73) HOME TO MYSELF    (74) BRIGHT EYES

(75) MELISSA    (76) BETTER DAYS & HAPPY ENDING

(76) HELP IS ON THEWAY   (77) SINGIN’

(78) DON’T CRY OUT LOUD
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(95) IF MY HEART HAD WINGS

(97) JOY   (04) WHEN I LOOK DOWN THE ROAD

 

DISCOGRAPHY

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA/BILLBOARDチャートより)
 

MELISSA MANCHESTER (1979)

80US №63

 

 
FIRE IN THE MORNING 80US
№32

 
Pretty Girls/Fire In The Morning/Don't Want A Heartache/
When We Loved/It's All In The Sky Above/How Does It Feel Right Now/
Whenever I Call You Friend/Holdin' On To The Lovin'/
I Know Your Love Won't Let Me Down/Lights Of Dawn
<2007 Reissue CD-Bonus Track-Wounded Bird>
We Had This Time/Nice Girls/O Heaven (How You've Changed Me)
 
邦題は「私はメリサ」。
MORからAORへと転換を見せた作品で、アップテンポの曲も増えている。
ファーストシングル"Pretty Girl"はディスコ風のキャッチーなナンバーで、
79年暮れに39位まであがった。82年以降のディスコ路線転向へのきっかけとなったナンバーでもある。
 
"Whenever I Call You Friend"は、ケニー・ロギンスと一緒に書き上げた70sらしい明るいデュエットナンバーだ。ケニーのほうは78年にスティービー・ニックスとデュエットし、全米5位まで上がるヒットとなった。
本作でメリサは、R&Bシンガー/アーノルド・マックラーとデュエットしている。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>
 


FOR THE WORKING GIRLS (1980)

80US №68

 


 

LOVERS AFTER ALL

         <duet/PEABO BRYSON>

81US
№54

 
If This Is Love/Any Kind Of Fool/(For The) Working Girl /
Without You/Boys In The Backroom/You And Me/Talk/A Fool's Affair/
Lovers After All/Tears Of Joy/Happier Than I've Ever Been
 
豪華ソングライター/ゲスト陣を迎えた通算9作目。すでに激動が始まった80sミュージックシーンへの対応ができているといえよう。メリサという女性は時の流れに敏感な、鋭い感性の持ち主であったと推測できる。
タイトルナンバーは、エルトン・ジョンの右腕的存在だったバーニー・トーピンとの共作で、ミート・ローフばりのクラシカルかつドラマチックなナンバー。
 
"WIthout You"はもちろん、ハリー・にルソンの名曲のカバーで、存分に優れた歌唱力を披露している。
 
(GUESTS) ドン・ヘンリー(Back Vo.)、ポール・デイビス(Back Vo.)、
デビッド・マンチェスター(メリサの父/Bassoon)
 
2006年、Wounde Bird RecordsからリイシューCDが発売された。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>


HEY RICKY (1982)

82US №19

 


 

 

YOU SHOULD HEAR

    HOW SHE TALKS ABOUT YOU

82US
5
82USY
№18

 

 

GREATEST HITS (1983)

83US №43

 

NICE GIRLS 83US
№42


Don't Cry Out Loud/You Should Hear How She Talks About You/
Midnight Blue/Just Too Many People/Whenever I Call You Friend/
Come In From The Rain/Nice Girls/Just You And I/
My Boyfriend's Back-Runaway/Through The Eyes Of Love
 
デビューから82年までのヒット曲を集大成したベスト盤。
「僕のメリサは世界一」という身勝手な邦題がついていた。
アルバム未収だった映画「アイスメキャッスル」のテーマ"Though The Eyes Of Love"(邦題は「この愛に生きる」)の収録はうれしい。
 
新曲2曲のうち、"My Boufriend's Back/Runaway"は、新曲「私のボーイフレンド」とオールディーズの定番「悲しき街角」とのメドレー構成になっている。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>


EMERGENCY (1983)

 


 

 
NO ONE CAN LOVE YOU MORE THAN ME 83US
№78


Don' Care What The People Say/
No One Can Love You More Than Me/City Nights/
Stop Another Heart Breakin'/Emergency/The End Of The Affair/
That Boy/White Rose/Johny And Mary/Time
 
前作"Hey Ricky"に引き続き、アリフ・マーディンをプロデュースに起用。
80s中盤に見せたメリサ的ダンス/ディスコ路線を確定付けた1枚。この頃では当たり前になっていたが、テクノ風アレンジの楽曲が並ぶ。
故ロバート・パーマー80年のヒット曲"Johnny And Mary"を、原曲に忠実にカバーしている。シンセベースが心地良いナンバーだ。
70s的なバラード"White Rose"、バカラック/セイガーと共作した"Time"などもオススメ曲だ。
 
セールス的に失敗の巻きとなり、長年在籍したアリスタを離れることとなる。
  
(GUESTS) カーラ・ボノフ(Back Vo.)、デビッド・ラズリー(Back Vo.)、
マイケル・ブレッカー(Sax)、ロビン・べック(Back Vo.)
 
2006年、Wounded Bird RecordsからリイシューCD発売された。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>

 


THIEF OF HEARTS (1984)

<Original S/T>

 

  

 

THIEF OF HEARTS 84US
№86

 

 

MATHEMATICS (1985)

 

 

 

MATHEMATICS 85US
№74


Victims Of The Modern Heart/Mathematics/Energy /Shocked/
All Tied Up/The Dream/Restless Love/Thunder In The Night/
Night Creatures/Just One Lifetime
 
「数学」という変わったタイトルがついている。(数学は苦手だった。)
エグゼクティヴ・プロデューサーは、大御所クインシー・ジョーンズというから当時はかなり期待をした。他にも複数のプロデューサーが参加。ジョージ・デューク、ブロック・ウォルシュ、トレヴァー・ヴェイチ、ロビー・ブキャナンと多彩で豪華な顔ぶれが揃った。
 
中身は82年から引き続き、ダンス/ディスコ系の路線だが、R&B的な味付けが各曲に施されている。ややR&Bが盛り返してきた85年らしい作品だ。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを多用し、MORへの回帰も伺える。
 
(GUESTS)
マイケル・センベロ(Gt)、スティーヴ・ルカサー(Gt)、リー・リトナー(Gt)、
ポール・ジャクソン・Jr.(Gt)、グレッグ・フィリンゲインズ(Gt,Key)、
リチャード・ペイジ(Back Vo.)、ロビー・ネヴィル(Programming,Back Vo.)、
ラリー・ウィリアムス(Sax)、トミー・ファンダーバーク(Back Vo.)
 
<ERIRIN兄/2011.1.25.>

 

 
Melissa Manchester & Al Jarreau 

THE MUSIC OF GOODBYE
Love Theme from "OUT OF AFRICA"

(1986)
 

  

 

※サントラには未収録です。 86UK
№75


 

 

TRIBUTE (1989)

 


  

 

Over The Rainbow/The Gypsy In My Soul/La Vie En Rose /
Tenderly/Walk On By/Stardust/
The Kind Of Man A Woman Needs/Lady Be Good/
Sophisticated Lady/To Make You Smile Again
 
スタンダードナンバーと50sの名曲を中心としたフルカバーアルバム。
メリサの少女期の想い出のナンバーをピックアップしている。
激動した80sの流れに疲れたのだろう、落ち着いた癒し系の作品だ。

 

 

 

オススメBEST CD

THE ESSENCE OF (1997)

 


 

 

IF IT FEELS GOOD (LET IT RIDE)/EASY/

BRIGHT EYES/MIDNIGHT BLUE/

THROUGH THE EYES OF GRACE/HOME TO MYSELF/

ALONE/O HEAVEN/GOOD NEWS/

THROUGH THE EYES OF LOVE/JUST TOO MANY PEOPLE/

LOVERS AFTER ALL/FIRE IN THE MORNING/

WHENEVER I CALL YOU FRIEND/DON’T CRY OUT LOUD/

YOU SHOULD HEAR HOW SHE TALKS ABOUT YOU/

CARAVAN/JUST YOU AND I/COME IN FROM THE RAIN/

 

彼女の音楽生活の集大成的ベスト。黄金期の70s時代の選曲が中心となっています。

 

 

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