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ARTIST FILE 061

 

KARLA BONOFF

 

karlabonoff.com 

 

 


LA出身のシンガーソングライター。
学生時代にアンドリュー・ゴールドらと結成した“BRYNDLE”というフォーク系アマチュアグループで活動する傍ら、ソングライターとしてリンダ・ロンシタットやボニー・レイットなどに曲提供、注目を集め始めます。

そして77年、シンガーとして念願のデビュー、ヒットはしませんでしたが、彼女の才能は高く評価されました。特に日本ではメロディ的に受けたせいか、本国アメリカ以上に人気が上がりました。その後は、結婚生活との両立もあり、2-3年おきにアルバムをリリースしていきました。
 

90sに入ると、アマ時代に過ごした仲間と一緒に“BRYNDLE”を再結成、現在もライブ中心に活動していますよ。どこかほのぼのとしたボーカルスタイルと、芯の入った美しいメロディの醸し出す「カーラ・ワールド」..オススメよん!


付記...1994年制作の、ロデオ界の風雲児/レイン・フロストの伝記映画"8 Seconds"(邦題「伝説の8秒」)のサントラに、"Standing Right Next To Me"と、ヴィンス・ギルとのデュエット"When Will I Be Loved"で参加した。 
 
1995年、カーラのファンでもある日本人ジャズピアニスト/松居慶子のアルバム"Sapphire"にボーカル参加した。曲は"Tears From The Sun"。
 
1995年に再結成された”BRYNDLE”は、2003年までに3枚のアルバムをリリースしている。
(95) BRYNDLE  (02) HOUSE OF SILENCE
(03) LIVE FROM RUSS AND JULIE'S HOUSE
<BRYNDLE member>
Karla Bonoff/Kenny Edwards/
Wendy Waldman/
Andrew Gold(96-98)
 
ケニー・エドワーズが癌を患って以来、活動停止中だったが、不幸なことに2010年8月にエドワーズは逝去した。(享年64歳)
ウエストコーストロックを支えてきた重鎮の死は、長年重要なパートナーとして組んできたカーラにとっても、いちロックファンの私にとっても、とても悲しい出来事だった。冥福を祈る。
<ERIRIN兄/2011.1.22.>

 

(77) KARLA BONOFF  (79) RESTLESS NIGHTS
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(07) KARLA BONOFF LIVE
 

<参加サントラ>   (84) FOOTLOOSE

 

DISCOGRAPHY

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA/BILLBOARDチャートより)

 

WILD HEART OF THE YOUNG (1982)

82US №49

82USY №83

 


  

Personally/Please Be The One/I Don't Want To Miss You/
Even If/Just Walk Away/Gonna Be Mine/
Wild Heart Of The Young/It Just Takes One/Dream

 

PERSONALLY 82US

№19

82USY

№60

PLEASE BE THE ONE 82US

№63

 
邦題は「麗しの女~香りはヴァイオレット」。単純にジャケ写のセクシーなカーラから連想して命名したのだろう。的ははずしていないと思う。
 
70s時代から変わらないカーラらしい優しさ溢れるメロディは健在だが、サウンド的には80s前半らしい進化を遂げている。
シングルカットされた2曲に、R&Bグループのルーファスからデビッド・ウォリンスキがオルガンで参加、気持ちR&Bのテイストも感じ取れる。
 
プロデュースは、旧友の故ケニー・エドワーズ。やはり旧友のアンドリュー・ゴールドがほぼ全曲にわたって参加している。ブリンドルのメンバーの絆の深さがしみじみと伺える1枚だ。
 
ウエストコーストロックシーンから多数の豪華ゲストが参加したことも、話題となった。
ダニー・コーチマー(Gt)、ティモシー・B・シュミット(Back Vo.)、
ジョー・ウォルシュ(Gt)、ドン・ヘンリー(Back Vo.)、
J.D.サウザー(Back Vo.)、デビッド・サンボーン(Sax)
 
<ERIRIN兄/2011.1.24.>

NEW WORLD (1988)

 


  

How Long/New World/Tell Me Why/All My Life /
Goodbye My Friend/Way Of The Heart/The Best Part Of You/
Oh Mary/All Walk Alone/Still Be Getting Over You/
<2000 Reussue-Bonus Track>
Standing Right Next To Me

 

5年近くのブランクのため、引退も考えていたカーラだったが、この頃、旧友のアンドリュー・ゴールドがWAXを結成し頑張っていること、そしてアンドリューら友人の激励もあって一念発起したそうだ。
このアルバムを制作するかしないかは、アーティストとしてのカーラ本人の一大転機だったように思う。
 
プロデューサーに、ソングライターとして活躍していたマーク・ゴールデンバーグを起用。もちろん旧友のケニー・エドワーズも参加した。
 
84年にCBSとの契約はとうに切れていたため、レトロ系専門のマイナーレーベルのゴールド・キャッスルからのリリースとなった。
ゲストは前作と比べるとかなり地味だが、ピーター・フランプトンが3曲でギターを弾いている。

6年近いブランクを感じさせない、カーラらしい優しさ溢れる、癒し系アルバムだが、それまでにないサウンド作りにもチャレンジしている。
シンセや打ち込みの効いた"Still Be Getting Over You"など、R&Bのテイストを強く押し出している曲もあり、バラエティは豊かだ。

"All My Life"と"Goodbye My Friend"は、89年に復活したリンダ・ロンシタットのアルバム"Cry Like A Rainstorm"でカバーされた。
また、"All My Life"は日本でもタバコ(パーラメント)のCMにも起用され、話題となった。
<ERIRIN兄/2011.1.24.>

 

オススメBEST CD

THE BEST OF;ALL MY LIFE (1999)

 

 

SOMEONE TO LAY DOWN BESIDE ME/

IF HE’S EVER NEAR/I CAN’T HOLD ON/LOSE AGAIN/

HOME/WILD HEART OF THE YOUNG/TELL ME WHY/

GOODBYE MY FRIEND/ISN’T IT ALWAYS LOVE/

RESTLESS NIGHTS/BABY DON’T GO/

DADDY’S LITTLE GIRL/ALL MY LIFE/FALLING STAR/

PERSONALLY/THE WATER IS WIDE/

 

通算4枚のアルバムから16曲を抜粋。日本でヒットした“TROUBLE AGAIN”が入ってないのはちょっち残念。

 

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