70sから今日まで活躍を続ける、南米・ガイアナ共和国出身の個性派レゲエ・アーティスト。最近では01年、かの大ヒットナンバー“ELECYRIC AVENUE”をアシッド風にリミックスしリバイバルヒットさせている。 80s前半、ニュー・ウェイブ感覚のハイテクなシンセを大胆に導入、ボブ・マーリィというカリスマを失ったショックに打ちひしがれ沈滞していたレゲエ界に衝撃を与えるとともに、全英を中心に数々のヒットを飛ばした。レゲエ系アーティストとしては初めてメジャーシーンに踊り出たと同時に、レゲエ・ミュージックの市民権を獲得したという功績は極めて大きいと思う。 彼のサウンドアプローチは、従来のレゲエ・ミュージックとしての形とは大きく変わっているものの、強烈なカリビアン・スピリッツを持ち合わせているのには全く変わりなく、個人的にはフェイバリットなアーティストのひとりである。 <written by ERIRIN兄 2002.12.7.>
ex.member of…EQUALS
(77) MESSAGE MAN (79) WALKING ON SUNSHINE (79) LIVING IN THE FRONTLINE ------------- (90) BAREFOOT SOLDIER (92) PAINTINGS OF THE SOUL (93) SOCA BAPTISM (01) HEARTS & DIAMONDS (06) REPARATION |
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DISCOGRAPHY
ALBUMとSINGLEの売上成績です(USA/BILLBOARD, UK/RECORD MILLER CHARTより)
LOVE IN EXILE (1980)
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CAN’T GET ENOUGH (1981)
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LIVE AT NOTTING HILL (1981)
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KILLER ON THE RAMPAGE (1982)
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LIVING ON THE FRONT
LINE
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GOING FOR BROKE (1984)
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ヒットした“ROMANCING THE STONE”はもちろん、同名の冒険 |
BORN TUFF (1986)
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FILE UNDER ROCK (1988)
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オススメBEST CD
HIT COLLECTION (2001)
これまで数々のベストがリリースされているが、2枚組で、かつ12インチバージョンを収録しているのは本作が初めて。DISC1のヒットパレードには超納得だが、DISC2をもう少し工夫して欲しかった。70s中心の選曲になっているため、80s時代の12インチがほとんど収録されていないためだ。次回のCD化を期待しよう。 この他に、01年にリリースされた“GREATEST HITS”も推奨しておこう。こちらにはリバイバルヒットした“ELECTRIC AVENUE”のRINGBANG REMIXが収録されている。
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[DISC1] GIMME HOPE JO’ANNA/I DON’T WANNA DANCE/ ELECTRIC AVENUE/CAN’T GET ENOUGH OF YOU/ DO YOU FEEL MY LOVE/TILL I CAN’T TAKE LOVE NO MORE/ KILLER ON THE RAMPAGE/BABY COME BACK/ WALKING ON SUNSHINE/LIVING ON THE FRONTLINE/ BOYS IN THE STREET/ROMANCING THE STONE/ WAR PARTY/HELLO AFRICA/PUT A HOLD ON IT/ WELCOME TO LA TIGRE/DON’T BACK DOWN/
[DISC 2-12”MIXES] LIVING ON THE FRONTLINE/HELLO AFRICA/ PREACHIN’GENOCIDE/EXILED (FROM THE LOVE I KNOW)/ NOBODY’S GOT TIME/WALKING ON SUNSHINE/ DO YOU FEEL MY LOVE/THE YOUTH TOM TOM/ AFRICAN KINGS/ |
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