JIM CAPALDI
ex.member of…TRAFFIC, DEEP FEELING relate…STEVE WINWOOD
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68年から74年まで、ブリティシュ・サイケの雄/トラフィックのドラマーとして活躍。元来ボーカリスト志望だったこともありソロ転向後はエネルギッシュなボーカルを披露、地道ながらも根強いファンを持つ、玄人好みのアーティストである。トラフィック時代の僚友だったスティーヴ・ウィンウッド、デイヴ・メイスンに比べると地味な存在ではあるが、最もトラフィックらしいスタイルを引きずっているといえよう。 80sでは“THAT’S LOVE”というAOR風のヒットを放っているため、どちらかというと軟弱派のシンガーソングライター系に思われがちだが、各アルバムを通して聴いてもらうとわかるように、かなり泥臭い「男のロック」を聴かせてくれる。まさにキンクス、はたまたストーンズに通ずるブリティシュ・ロック・スピリッツに溢れているのである。とりわけ、ウィンウッドの協力の下にリリースされた80sの5作品は傑作揃いだ。 90sに入ると、93年にウィンウッドと共にトラフィックを再結成、94年にはトラフィックとしては20年ぶりのアルバム”FAR FROM HOME”をリリースしツアーを行うなど、健在ぶりをアピールしていた。 <written by ERIRIN兄, 2010.12.26.>
(72) OH HOW WE DANCED (74) WHALE MEAT AGAIN (75) SHORT CUT DRAW BLOOD (77) PLAY IT BY EAR (78) DAUGHTER OF THE NIGHT (78) THE CONTENDER (79) ELECTRIC LIGHTS ---------------------- (01) LIVING ON THE OUTSIDE |
DISCOGRAPHY
ALBUMとSINGLEの売上成績です(USA/BILLBOARD CHARTより)
THE SWEET SMELL OF…SUCCESS (1980)
作風的には70sからの流れを汲む1枚で斬新な変化は見られないが、パワフルかつメロディアスなナンバーがギッシリと詰まっている。サックスで元キング・クリムゾンのメル・コリンズが参加。
Hold On To Your Love/Take Me How You Find Me Girl/
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LET THE THUNDER CRY (1981)
隠れた名盤として名高かったが、99年に待望のCD化となった。丁度この頃活動を再開した旧友のウィンウッドがスぺーシィなシンセサイザーを操っている。
Let the Thunder Cry/Favella Music/
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ONE MAN MISSION (1984)
クルセイダーズやBBキング、この後にシンプリー・レッドをブレイクさせた名プロデューサー/スティーヴ・ルヴァインとの共同プロデュース作。前作以上にポップな産業ロック寄りの音に変わっている。スノウィー・ホワイト(G)、サンタナ(G)が参加。
One Man Mission Of Love/Tonight/
2004年CD化(WOUNDED BIRD RECORDS)
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SOME COME RUNNING (1988)
旧友でもあるウィンウッド、クラプトン、そしてジョージ・ハリスンという大物が参加、ジム自らのプロデュースによる力作。80s後半らしい打ち込みの効いた親しみやすいポップロックナンバーのオンパレードだが、セールス的には成功しなかったのは残念だ。
Something So Strong/Love Used to Be a Friend of Mine
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オススメBEST CD
PRINCE OF DARKNESS (1993)
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Tonight You're Mine/Prince Of Darkness/Tales Of Power/ Some Come Running/Love Used To Be A Friend Of Mine/ Old Photographs/Sweet Smell Of Success/That's Love/ Only Love/Child In The Storm/Man With No Country/ Going Home/Low Spark Of High Heeled Boys/
80s時代の代表曲と未発表曲2曲を収めたコンピ盤。“ALL AT ONCE”というマイナーレーベルからのリリースで正式なベストではないが、今のところ唯一存在するベストCDだ。残念ながら廃盤。 |
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