BOY MEETS GIRL
GEORGE MERRILL SHANNON RUBICAM
イチローら日本人メジャー選手たちが在籍するシアトル・マリナーズでも有名な西海岸北部の大都市シアトルで結成された、80sきってのAOR系「オシドリ夫婦」ユニット。西海岸らしい清涼感あふれるAORサウンドをベースに、80s半ばらしいデジタルシンセをふんだんに盛り込んだ大人のポップロックを聴かせてくれた。ジョージ、シャノンの絶妙なコーラスワークもかなりのハイレベルで、各々肩の凝らないリードパートのとり方も素晴らしい。「ツー」といえば「カー」という、まさに「オシドリ夫婦」の成せる技である。ソングライターとしての才能も高く、ホイットニー・ヒューストンに提供した“HOW WILL I KNOW”や“I WANNA LOVE SOMEBODY”などの全米bPヒットが生まれた。
彼らのキャリアを簡単に説明しておくと、80年からソウル界の歌姫/デニース・ウィリアムスのバックスタッフとして参加、デニースの84年の大ヒットアルバム“LET’S HEAR IT FOR THE BOYS”への楽曲提供及びコーラス参加をきっかけにA&Mと契約、85年に念願のデビューを飾っている。“OH GIRL”の小ヒットを放ち、一部のAORマニアを虜にしたものの、彼らのアーティストとソングライターとしての一線を画す活動振りに疑問符を付けたA&Mから一方的に解約されてしまう。そんな不幸なアクシデントのせいで、既に録音の済んでいたセカンドアルバムがお蔵入りとなり(86年、セカンドアルバムに収録予定だった“HEARTBREAKER”というシングルを唯一日本のみで発表、プリペイドテレカのCMにも起用された)、アーティスト生命は絶望的かと思われたが、先のホイットニーによるブレイクのお陰もあってソングライティングの実力を再評価されることとなった。新たにRCAと契約に至り、88年にお蔵入りしていたセカンドを再録音してリリース。このセカンドから“WAITING FOR A STAR TO FALL”が全米のみならず世界的な大ヒットとなり、我々80sファンに強い印象を残してくれた。
90s以降はすっかり活躍の場を失ってしまった感じではあるが、02年に自主レーベル“BOYMEETSGIRL MUSIC”を設立。再びお蔵入りしていた91年のサードアルバム以来、実に12年ぶりとなる4THアルバムをリリースし、うれしい再復活を果たしてくれた。<written by ERIRIN兄, 2003.6.18.>
(91) NEW DREAM (03) THE WONDERGROUD
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DISCOGRAPHY
ALBUMとSINGLEの売上成績です(USA/BILLBOARD,UK/RECORD MILLER CHARTより)
REEL LIFE (1988)
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ジョージ自ら6曲を、そして残りの4曲を名匠アリフ・マーディンがプロデュース。1st同様、デジタルシンセを駆使したAORサウンドで、彼ら「オシドリ夫婦」ならではの巧みなボーカルワークが圧巻だ。 大ヒットした“WAITING FOR..”(邦題は「スター・トゥ・フォール」)は、なんとも美しいメロディーを持つ実によく出来た佳曲で、個人的には一生忘れられない名曲となった。 |
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