1985

 

1985-08

<artist> Boy Meets Girl

<title> Boy Meets Girl

 

<genre> AOR/Rock

 

<lebel> A&M (日本発売有り-アルファ)

 

<prod.> Tom Werman

 

<player>

George Merrill (Vo,Syn)

Shannon Rubicam (Vo)

Steve Forman (Per)

Paul Jackson Jr. (G-A3,B1,B3.)

Thom Bell (Back Vo-A3,B1)

 

<include>10

A1 Oh Girl

A2 Don’t Tell Me We Have Nothing

A3 The Touch

A4 Kissing, Falling, Flying

A5 From Now On

 

B1 Be My Baby

B2 In Your Eyes

B3 I Wish You Were Here

B4 Pieces

B5 Premonitions

[プロフィール]ARTIST PROFILEをご参照願い度。

[解説]まさに「80sらしさ」満載の、粋な工夫が凝らされた大人のロック=AORアルバムである。残念ながらスローバラードナンバーは1曲も入ってはいないが、それを補うに足るメロディアスなミディアムナンバーが数多く収録されている。ジョージ・メリル、シャノン・ルビカムのおしどり夫婦による息の合ったボーカルワーク、この2人による卓越したソングライティングの技もさることながら、他のAORアルバムと比較しての最大の特徴は、なんといってもシンセサイザーの多用ぶりにあるだろう。ジョージはJP−8、DX−7、DMX、そしてMIDIピアノという4種のシンセを縦横無尽に使いこなし、曲それぞれをタイトかつダンサブルに仕上げている。

このような電子的テクニックはどちらかというと、イギリスのN/Wテクノ系アーティストが得意とした手法なのだが、彼らの曲作りのベースともなっている60s以来の伝統的西海岸サウンドをよりモダンかつファショナブルに演出すると同時に、いつまでも我々の耳に残り続ける個性的な音となったといえよう。

もちろん、プロデュースに当たったトム・ワーマンの力量にも注目しなくてはなるまい。彼がそれまでに手掛けたHM/HR畑のアーティスト−例えばモトリー・クルー、トゥイステッド・シスター、そしてチープ・トリックなどの大物があげられるが、このようなパワー型グループと組んできた経験面を巧みにレコーディング面に生かしていると思う。それは曲ごとに異なるかもしれないが、ベース音を重視している点、1曲1曲の流れをシンプルにまとめている点に垣間見られる。

アナログでもかなりいい音を出してはいるのだが、是非ともリマスターされたCD音源で聴いてみたい1枚でもある。

<wittten by ERIRIN兄 2003.6.18.>

[CD化情報]発売当初の85年にCD化(CD 5176)されたが、現在は廃盤。