117

BERLIN

 

THE BERLIN PAGE

 

78年にLAで結成されたN/W系グループ。超セクシーな女性ボーカルのテリー中心に、イケメンの美男子軍団を従えて、アメリカらしいロック色の濃厚なシンセポップを聴かせてくれました。

86年の大ヒット映画“TOP GUN”で愛のテーマに採用された“TAKE MY BREATH AWAY”で一気にメジャーシーンに躍り出しました。87年に来日公演を果たすも、マネジメントの問題が発生し同年に解散してしまいます。
 
以降10年はテリーのソロ活動が続きますが、98年にベルリンとして再スタートします。
熟女としての魅力を磨き上げたテリーのボーカルパフォーマンスは今もなお健在で、2003年にリリースされたライブDVD"INTIMATE"を是非とも見て頂きたいです。↓↓↓
    
 


   


 

Vo.テリー・ナン

Bs.ジョン・クロフォード

Dr.ロブ・ブリル

Gt.リック・オルセン(-84)

Ky.デビッド・ダイアモンド(-84)

Ky.マット・レイド(84-)
 
(99) FALL INTO HEAVEN
(00) LIVE : SCARED & PROFANE
(02) VOYEUR   (05) 4PLAY
(09) ALL THE WAY IN
 
<TERRI NUNN solo>
(91) MOMENT OF TRUTH
 
<参加サントラ>
(84) 
PERFECT  (87) SPACEBALLS
(87) INNERSPACE

DISCOGRAPHY

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHARTより)

 

INFORMATION (1980)

 

 

MIND CONTROL/MODERN WORLD/OVERLOAD/
CITY LIGHTS/INFORMATION/TALK TALK VIDEO/
FASCINATION/A MATTER OF TIME/
MIDDLE CLASS SUICIDE/UNCLE SAM
 
インディーズシーンでリリースされた幻のデビューアルバムで、いまだにCD化されていません。
内容的には、シンセを駆使したテクノポップアルバムです。メロディ、ボーカルスタイル、楽曲構成、どこをとってもBLONDIEとDEVOの影響をかなり受けているのがわかります。同時期に日本でも人気のあった、プラスティックスの音にも似ています。

 

PLEASURE VICTIM (1982)

83US 30

83USY 66

 

 

SEX (I’M A…)

83US

62

THE METRO 

83US

58

MASQUERADE 

83US

82

 
TELL ME WHY/PLEASURE VICTIM/SEX (I'M A...)/
MASQUERADE/THE METRO/WORLD OF SMILES/TORTURE


邦題は「その時、私は...」
"SEX (I'M A...)"のカッコ部分の意訳といったところでしょうか。ストレートに「快楽の犠牲」でもよかったと思います。なんせ、このセカンドアルバム....とにかく官能的!! エロい!!
アルバム全体のコンセプトが、「SEX」そのものにありますので.....
ファーストシングル"SEX"というタイトルばかりか、歌詞の内容、そしてビデオクリップも過激すぎたため、わが国では深夜枠に限る時間帯制限をされたり、放送コードに厳しい国では放送禁止の憂き目に会いました......まさに80sを代表する「18禁」アルバムっす。
センセーションな内容からか、よく売れました。アルバムはプラチナ認定、シングルカット3曲がすべてHOT100ヒットとなっています。

 

LOVE LIFE (1984)

84US 28

84USY 85

 

 

 

NO MORE WORDS  

84US

23

NOW IT’S MY TURN

84US

74

DANCING IN BERLIN

When We Make Love/Touch/Beg, Steal Or Borrow/
Now It's My Turn/Dancing in Berlin/Rumor Of Love/
Pictures Of You/In My Dreams/No More Words/
For All Tomorrow's Lies/Fall/Lost In The Crowd
 
ゲフィンレコードの資金力をバックにしてか??OMDやフロック・オブ・シーガルズを成功させたマイク・ヒューイットを、イギリスから呼び寄せ、プロデュースされました。
そのせいか、前作にてフルに展開したフェチズムはやや影を潜め、ロック色を強く出した、POP志向に転じています。
おかげで、"NO MORE WORDS"が初のTOP40入りを果たし、アングラからメジャー路線に名乗りを上げました。
"FOR ALL TOMORROW'S LIES"は、極上のメロディックバラードで、テリーのボーカルも美しく華麗に決まっています。
 

 

DANCING IN BERLIN (1986)
<Remix Collection-JAPAN only>

 

 

1  Masquerade (Extended Version)
2  Like Flames (Extended Version)
3  Sex (I'm A...) (Long Version)
4  Dancing In Berlin (Dance Re-Mix)
5  You Don't Know (Extended Re-Mix)
6  The Metro (Re-Mix)
7  No More Words (Dance Re-Mix)
 
87年の来日公演を記念して企画されたリミックス集です。"TAKE MY BREATH AWAY"を除く、デビューから3作目までの、12インチリミックスすべてを網羅しています。80sマニアには垂涎の一枚!!

 

TOP GUN (1986)

<Original S/T>

86US 1

86USY 21

 

 

TAKE MY BREATH AWAY

(Love Theme from “TOP GUN”)

86US

1

86USY

23

86UK

1


 

COUNT THREE AND PRAY (1986)

86US 61

 

 

LIKE FLAMES

86US

82

86UK

39

YOU DON'T KNOW

86UK

47

 
Will I Ever Understand You/You Don't Know/Like Flames/
Heartstrings/Take My Breath Away/Trash/
When Love Goes To War/Hideaway/
Sex Me, Talk Me/Pink And Velvet
 
大ヒットした"TAKE MY BREATH AWAY"(邦題は「愛は吐息のように」)も収録されています。
アリス・クーパーやKISS、エアロスミスを手がけてきたボブ・エズリンと、名匠ジョルジオ・モロダーという大物プロデューサー2人の共同プロデュースということで話題も集めましたが、アルバムセールス的にはパッとしませんでした。(当時のゲフィン・レコードは、大物外人に金を積んで補強するがまるでダメ.....巨人軍みたいだった。)
すっかりバンドの方向性が見失われ、コンセプトも狂ってしまい、デビュー当時のセンセーショナルなイメージは消えてしまいました。

あまり言いたくありませんが、、このアルバム.....駄作です!
(テリーは美しくなりましたが)

 

TERRI NUNN solo

SING (1989)

<Original S/T>

 

 

ROMANCE  (Love Theme from “SING”) 
                <duet with PAULCARRACK>


 

オススメBEST CD

THE BEST OF BERLIN 1979-1988 (1989)

 

 

BLOWIN’SKY HIGH/NO MORE WORDS/

LIKE FLAMES/TAKE MY BREATH AWAY/

SEX (I’M A…)/NOW IT’S MY TURN/MASQUERADE/

YOU DON’T KNOW/MATTER OF TIME/

THE METRO/WILL I EVER UNDERSTAND YOU/

FOR ALL TOMORROW’S LIES/

 

彼らのシングルヒット殆どを網羅しています。セクシーで官能的な「エレPOP大全」って感じ。独特の世界観があっていいですね。

 

 

前のページに戻りたい時はブラウザの「戻る」ボタンを押して戻ってネ