1981

 

1981-10

<artist> Sneaker

<title> Sneaker (想い出のスニーカー)

 


     

<genre> AOR/Rock

 

<lebel> Handshake (日本発売有り)

 

<prod.> Jeff Baxter

 

<guests> David Foster (Clarinet/A4)

Paulinho Da Costa (Per)

Jeff Baxter (G)

 

[プロフィール]ARTIST PROFILEを見てネ!

<include>9

A1 Don’t Let Me In

A2 More Than Just The Two Of Us

A3 One By One

A4 Jaymes

A5 In Time

 

B1 Get Up, Get Out

B2 Looking For Someone Like You

B3 Millionaire

B4 No More Lonely Days

 

[解説]AORブーム真っ只中の81年に生まれた、R&Bやジャズのフレイバーを兼ね備えた名盤だ。アーティスト紹介ページにも書いたように、彼らはスティーリィ・ダン(以下SD)のフォロワーとしても知られ、またSDの元メンのジェフ・バクスターが全面的フォローしていることもあってか、SD同様のカラフルな音創りで勝負している。本作で見せるサウンドアプローチを“JAZZ‘N’AOR”とでも呼ぶべきか、今も名バラードとも評されるA2が突出してしまうようにも感じさせる、まさにバラエティに富む構成の好アルバムである。

さて本作だが、彼らに慕われるフェイゲン/ベッカーというSDの2人のペンによるA1で幕を開ける。このA1はもろにSDがやっているような錯覚を受けてしまうほどに、多彩な楽器をジャズ風にアレンジするというSDの特徴をよく掴んだナンバーだ。そして一転、ウエストコーストらしい美しいピアノのイントロから徐々に盛り上げていく、永遠の名バラードと謳われるA2へと流れる。この手のバラードはだいたいAB面どちらかのラストに持っていかれる場合が多かったが、かなりの自信作だったのだろう、A面の2曲目に組み込まれている。ちょっと飛ぶが、どちらかというとB2もピアノをメインにしたA2の延長線的な美しくも切ないバラードだ。この2曲のバラードを聴く限り、もしかするとSDよりもコーラスワークは上を行っていたような気がしないでもない。

そしてグレン・フライ風のサックスがカッコいいジャジーなA3、B級だが爽やかなペパーミント風のB3、彼らのオリジナルだが初期SDっぽい渋めのメロディーラインを持つA4とB4あたりがゾクゾク来るほどに好きだ。A4ではまだ無名に近かった頃のデビッド・フォスターがクラリネットという変わった楽器で参加しているので是非ともチェックしてほしい。

[CD化情報] 93年、日本にて初CD化→廃盤
                         03年、BONUS4曲入り、日本にてCD化→廃盤