WE ARE THE YOUNG

I CAN DREAM ABOUT YOU

SHY HEART

I’M NOT A ROLLING STONE

RAGE TO LIVE

NAME OF THE GAME

POWER OF A GOOD LOVE

SECOND NATURE

I CAN’T GET ENOUGH

ELECTRITY

 

Produced by DAN HARTMAN

& JIMMY IOVINE

 

 

80s屈指のホワイトファンク・アルバム。今は亡き(94年死去)ダンのプロデューサー/エンジニアとしての手腕、そしてアーティストとしての才能がフルに発揮されており、ホール&オーツの“PRIVATE EYES”と併せて、強くオススメできるホワイト・ファンクの傑作であります!

全編、ファンキーなビートとメロディアスな曲調とが見事に融合しており、まさに「音の玉手箱」ですね。70s時代に発表した“INSTANT REPLAY”や“RELIGHT MY FIRE”もシンセを駆使したテクノファンキーな名作で、ダンスクラシックとしても人気のナンバーですが、今回のこのアルバムでは、前作になかったようなエネルギッシュかつダイナミックなシンセアレンジが施されており、どちらかというとハイエナジーのエッセンスも加えられています。

とりわけ、映画「ストリート・オブ・ファイア」に採用され大ヒットしたソウルフルなタイトル曲が有名ですが、若さ爆発っていう感じのパワフルなファンクナンバー“WE ARE THE YOUNG”と“SECOND NATURE”も、ダンスチャートの上位に顔を出すなどシングルとしてもヒット、80sファンの記憶に残る曲になりましたね。

他にも、モータウン風なソウルナンバーの“I’M NOT A ROLLING STONE”、派手なシンセアレンジが光る“NAME OF THE GAME”もカッコいいナンバーです。ほとんどの曲がノリノリのナンバーばかりですが、唯一のミディアムバラード“SHY HEARTS”は美しいメロディを持つ曲で、一息つけます。

今時の「くらぶ」なんかで、このアルバムの曲をかけても、おそらく違和感なく盛り上がれるんじゃないしら?