ARTIST FILE 031

ALBUMSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARDより)

 

officialquietriot.com  

 

   

<83-85 member> (Gt) カルロス・カバーゾ/(Dr) フランキー・バナリ /
(Vo) ケヴィン・ダブロウ/(Bs) ルディ・サルーゾ

 

(77) QUIET RIOT   (78) QUIET RIOT 2

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(93) TERRIFIED    (95) DOWN TO THE BONE   (99) ALIVE AND WELL
(01) GUILTY PLEASURES     (06) REHAB

 

ヒットチャートの老舗/ビルボード誌のナショナルチャート史上初めて、ギンギンのヘビメタソングをTOP10はおろか、TOP5にチャートインさせるという「偉業」を成し遂げたグループ。その曲は“CUM ON FEEL THE NOIZE”..70sのグラムロックの雄/SLADEのヒット曲のカバーでした。なんでこんなに売れたのでしょうか?

 

理由は4つあると思います。

1.見応えのあるVIDEO CLIPが当時のMTVブームに乗った事

2.数多くのヘビメタバンドの登場によって、世間がヘビメタに対するアレルギーから抜けてきた事

3.オリジナルのメロディーがしっかりしていた事

4.事故死したバンド結成時のギタリスト/ランディ・ローズに捧げるというサブタイトルが、アルバムについていた事

 

バンドの結成は1976年。Voのケビン・ダブロウとGtのランディ・ローズが中心となって、70sには2枚のアルバムをリリースし。
しかし、79年にランディが脱退、オジー・オズボーンに引き抜かれてしまいます。その後グループは空中分解状態、さしたる活動もせずにいましたが、82年、ランディが航空機事故で悲運な死を遂げた事もあり、新しいギタリスト/カルロス・カバーゾを加え、ランディの追悼的な内容のアルバムのレコーディングに入りました。
そして約3年間の空白の末、リリースしたのが“METAL HEALTH”です。このアルバムは、前出のシングルが大ヒットした事もあり、なんとUSAだけで300万枚という驚異的セールスを記録、彼らは一躍、ヘビメタ界のヒーローに踊り出る事になります。
 

その後84年と86年にリリースしたアルバム2枚とも中ヒットしましたが、つまらない諍い事が理由で、87年に中心人物のケビンが脱退してしまいます。新しいボーカルを加えて88年にアルバムリリースしますが、これが見事にこけ、バンドは一旦解散しちゃいました。
 

しかし、ケビンがオリジナルメンバーを再び集めて93年に再結成を果たし、コンスタントにアルバムをリリースしていますよ。2001年は、デビュー25周年に当たる事もあって、久々の全米ツアーを企画したりして関係者一同盛り上がってるみたい。ひょっとすると、来日公演も実現するかもしれませんね!!
 
付記....2003年に2度めの解散をしてしまったが、2年足らずの2005年に2度目の再結成を果たした。相次ぐメンバーチェンジなどを見ても、腰の落ち着かないグループだった。
 
2007年11月25日、リーダーのケヴィン・ダブロウが、コカインの過剰摂取により突然死してしまった。(享年52歳)
「ダブロウショック」から2年経った2010年、ドラムスにバンドを離れていたフランキー・バナリが復帰、またマーク・ハフという無名の若手シンガーが加入、再スタートを切っている。
<ERIRIN兄/2011.2.4.>

 

METAL HEALTH (1983)

83US 1

83USY 57

84USY 25

 


CUM ON FEEL THE NOIZE

83US

5

84USY

68

BANG YOUR HEAD

             (METAL HEALTH)

84US

31

 

Metal Health/Cum On Feel The Noize/Don't Wanna Let You Go/
Slick Black Cadillac/Love's a Bitch/Breathless/Run For Cover/
Battle Axe/Let's Get Crazy/Thunderbird
<202 Remaster CD-Bonus Track>
Danger Zone/Slick Black Cadillac (Live)
 
邦題は「メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ」。
ジャケ写の「アイアンマスク」がトレードマークとなった。
 
ヘビメタ史上に燦然と輝く傑作。80s後半のHM/HR系バンド台頭の起爆剤となった作品でもある。
83年後半、スレイドのカバー"Cum On Feel The Noize"がチャートをあれよあれよと駆け上がってきた時、誰もが驚いたはずだ。
83年以前のビルボード・ナショナルチャートでは、この手のヘビメタがTOP40入りすることすら、困難な時期が続いていた。
 
この曲のヒット要因は上記で分析済みではあるが、付け加えるとすれば、82年以降のレコーディング技術の急速な発達により、ノイジーなイメージが強かったヘビメタ系の楽曲でもクリアーに聴くことができるようになり、万人受けし始めたともいえるだろう。
このアルバムは、特に録音技術がハイレベルに仕上がっている。 
 
故ランディ・ローズに捧げた、ラストのバラード"Thunderbird"は泣ける。
<ERIRIN兄/2011.2.4.>
 

 

CONDITION CRITICAL (1984)

84US 15

 

 

MAMA, WEER ALL CRAZEE NOW

84US

51

Sign Of The Times/Mama Weer All Crazee Now/
Party All Night /Stomp Your Hands, Clap Your Feet/
Winners Take All/Condition Critical/Scream And Shout/
Red Alert/Bad Boy/(We Were) Born To Rock
 
前作でスレイドのカバーで当てたこともあり、本作でもスレイドの"Mama Weer All Crazee NOw"(邦題は「クレイジー・ママ」)をナイスカバーした。
ビンビンのメタルアルバムだった前作に比べると、ややハードロック寄りに方向修正している感じはある。やや中途半端か?
<ERIRIN兄/2011.2.4.>

 

QR V (1986)

86US 32

 



Main Attraction/The Wild And The Young /
Twilight Hotel /Down And Dirty/Rise Or Fall/
Put Up Or Shut Up/Still Of The NightBass Case (Bass Solo)/
The Pump/Slave To Love/Helping Hands
 
メロディアス・ハードに転身した意欲作。とりわけ、コーラステクニックに磨きがかかっており、当時ブレイクしたばかりだったボン・ジョビを意識したようなメロディックな楽曲構成だ。
シングルにもなった"The Wild And The Young"、"Slave To Love"
あたりに感じることができる。
ベースが元ジェフリアのチャック・ライトにメンチェンした。

アルバム自体の構成も、やや散漫だった前作に比べ、格段にまとまりが整っているといえよう。
ファンの間でも、イチオシに押される作品でもある。
 
余談だが、この時期のケヴィン・ダブロウのヘアスタイルはロングカーリー(カツラ?)で、全くに似合っていなかった。(やや笑)
<ERIRIN兄/2011.2.4.>

 

QUIET RIOT (1988)



 

Stay With Me Tonight /Callin' The Shots/Run To You/
I'm Fallin/King Of The Hill/The Joker/Lunar Obsession/
Don't Wanna Be Your Fool/Coppin' A Feel/
In A Rush/Empty Promises
 
脱退したケヴィン・ダブロウと入れ替わり、元ラフ・カットのポール・ショーティノがリードボーカルに入っている。ベースもチャック・ライトからショーン・マクナブに代わっている。
ヘビメタというよりも、エアロスミスやホワイトスネイクっぽいブルージィなハードロック寄りの音作りとなっている。決して悪い出来ではないのだが、全く別のバンドのアルバムに聴こえるだろう。
 
やはり、バンドの看板的存在だったダブロウ不在が痛かったのか、アルバムは最高位112位どまり、シングルはチャートインなしと、セールス的には完全な失敗作となってしまい、解散に追い込まれた。
<ERIRIN兄/2011.2.4.>

 

オススメBEST CD

GREATEST HITS (1984)

 

 

CUM ON FEEL THE NOIZE/BANG YOUR HEAD (METAL HEALTH)/

SLICK BLACK CADILLAC/THE WILD AND THE YOUNG/

MAMA, WEER ALL CRAZEE NOW/PARTY ALL NIGHT/

THE JOKER/STAY WITH ME TONIGHT/

CALLIN’THE SHOTS/BANG YOUR HEAD (LIVE)/

LET’S GET CRAZY (LIVE)/

 

計4枚の異なるベストのうち、一番まとまりのある1枚です。他にも、“WINNERS TAKE ALL”,“SUPER HITS”,“COLLECTION”の3枚のベストがリリースされてますので、お好きなのをどうぞ。

 

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