ARTIST FILE 034

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHARTより)

MICHAEL STANLEY BAND

 

www.michaelstanley.com 

 

<members 80-85>

Vo/Gt : マイケル・スタンリー

Vo/Key : ケヴィン・レイリー

Key : ボブ・ぺランダー

Bs : マイケル・ギズモンディ

Dr : トミー・ドゥベック

Gt :ゲイリー・マーカスキー(-82)

ダニー・パワーズ (83-)

Sax : リック・ベル

 

(73) FRIENDS & LEGENDS    (75) YOU BREAK IT, YOU BOUGHT IT   (76) LADIES CHOICE

(77) STAGE PASS (LIVE)     (78) CABIN FEVER

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(96) COMING UP FOR AIR     (98) LIVE IN TANGIERS : ACOUSTIC SHOWS    (00) EIGHTEEN DOWN
(03) THE GRAOUND   (05) AMERICAN ROAD   (06) THE FARAGO SESSIONS
(07) THE SOFT ADDICTIONS   (08) JUST ANOTHER NIGHT   (09) SHADOWLANDS

 

イリノイ州の工業都市/クリーブランド出身のベテランロッカー、マイケル・スタンリー率いるプロのロック集団。
 
USA以外ではマイナーな存在ですが、日本ではロック通のファンなら知らない人はいないくらい、安定した人気がありますね。SAXやオルガンをフューチャーした、骨太でパワフルなロックを聴かせてくれます。
 

彼らのサウンドの最大の特徴は、スタンリーとケヴィン・レイリーの二人がリードボーカルを分け合っている点でしょうね。ハスキーで渋いスタンリーのボーカルと、ハイトーンでマイルドなケヴィンのボーカル。相反するタイプのボーカルが楽しめる点、「一枚で二度おいしい」気持ちにさせてくれます。
 
この手のバンドって、スタンリーさんのワンマンバンドになりがちだけど、メンバーそれぞれの個性が生かされていて、とても好感が持てます。ジョー・ウォルシュやトッド・ラングレン、BOSSことスプリングスティーンなど、たくさんのお友達を持っていることからも分かるように、スタンリーさんの人徳のなせる技でしょう。
 

スタンリーさんのソロデビューは1973年。
友人のジョー・ウォルシュの協力を得てのデビューでした。(なんとデビュー前は、"SILK"というバンドに在籍、当時ブームだったサイケロックをやってたそうです。)
 

2枚のソロをリリース後、75年にマイケル・スタンレー・バンドを結成、ツアー中心の活動に専念する傍ら、78年までに4枚のアルバムをリリースしてきました。
苦節7年の末、ついにメジャーシーンに注目されたのが80年。バンド通算5枚目のアルバム“HEARTLAND”からのシングル"He Can't Love You"が、彼らとしては初めてPOPチャートにエントリーします。最高位は33位止まりだったものの、HOT100に40週以上もチャートインするというロングセラーを記録しました。
 
この曲は、このアルバムからメンバーに加わったケヴィンさんの作品であると同時に、リードボーカルもとっています。また、Eストリートバンドからクラレンス・クレモンスがSAXソロでゲスト参加していたのも見逃せません。
 

その後も毎年コンスタントにアルバムをリリース、そして83年に、ボブ・クリアマウンテンをプロデューサーに迎えたアルバム"YOU CAN'T FIGHT FASHION"(なんとも彼ららしいネーミングね)が過去最大のヒットとなります。
特に印象深かったのがシングルの"MY TOWN"のビデオクリップ。ちょうどこの時点で7人構成だった彼らが、名画「荒野の七人」を題材にして作られたそうで、とても面白いクリップでした。
 

84年、85年と自主制作レコードは出しましたが、目立った活躍はなく忘れられていきました。しかし、90sに入ってスタンレーさんが元MSBのメンバーとTHE GHOST POETS(93年)というグループを結成したり、96年にはソロとして活動を再開、現在もLIVE中心に活躍中との事です。
 

老若男女問わずに楽しめる、骨太なロックンロール!是非お試しあれっ!

 

HEARTLAND (1980)

81US 86

 

 

HE CAN’T LOVE YOU

81US

33

LOVER

81US

68

 
I'll Never Need Anyone More/Lover/Don't Stop The Music/
He Can't Love You/Working Again/All I Ever Wanted/Say Goodbye/
Hearts On Fire/Voodoo/Carolyn/Save A Little Piece For Me/
<1993 Reissue CD-Bonus Tracks>
He Can't Love You (Live)/Lover (Live)
 
前作あたりからAOR系メロディック路線に乗り出していたが、本作からもう一人のボーカリスト/ケヴィン・レイリーが加入し、日本のAORシーンからも注目を集め始めた。
決してソフトとはいえないが、シングルカットされた"Lover"は味のあるメロディックなミディアムバラードになっている。
キャリア初のTOP40入りを果たした、ケヴィン・レイリーが自作して歌った"He Can't Love You"は、ストレートな「踊れる」アメリカンロックだ。
アルバム全体を通しても、かなりメロディックに路線転換した。
<ERIRIN兄/2011.2.3.>

 

NORTH COAST (1981)

81US 79

 

 

FALLING IN LOVE AGAIN

81US

64

 
In The Heartland/When Your Heart Says It's Right/
Somewhere In The Night/You're My Love/Heaven And Hell/
Don't You Do That To Me/Falling In Love Again/Tell Me/
Chemistry/Victim Of Circumstance/We Can Make It/
Let's Hear It/
<1992 Reissue CD-Bonus Tracks>
Somewhere In The Night (Live)/
Shut Up And Leave Me Alone (Live)
 
引き続き、前作でやや定着したメロハー路線のアルバム。
オールドファンには物足りない内容だろうが、私自身は真剣にMSBサウンドを聴き始めたきっかけとなったアルバムである。
この作品では、スタンレー氏の卓越したコンポーズ(作曲)能力が発揮されている。
その後の80sアメロクの流れの中でも見逃してはならない作品だ。
<ERIRIN兄/2011.2.3.>

 

MSB (1982)

 

 

WHEN I’M HOLDING YOU TIGHT

82US

78

TAKE THE TIME

82US

81

In Between The Lines/If You Love Me/Night By Night/
When I'm Holding You Tonight/Spanish Nights/
One Of Those Dreams/Love Hurts/Hang Tough/
Just A Little Bit Longer/Take The Time
 
前作同様、パワーAORアルバムに仕上がった。
徐々にだが、EM Iもプロモートに本気を出してきたようで、2曲のTOP100ヒットが生まれた。
カントリーロック"Take The Time"のPVはコミカルな西部劇で、クリント・イーストウッドが友情出演していた。
 
82年の作品らしく、シンセの導入量も格段に増えており、クリアーな音作りに転身している。AORファンは注目の1枚だ。
<ERIRIN兄/2011.2.3.>

 

YOU CAN’T FIGHT FASHION (1983)

83US 64

 

 

MY TOWN

83US

39

SOMEONE LIKE YOU

84US

75

 
Hard Time/
Just Give Me Tonight/Someone Like You/Highlife/
My Town/The Damage Is Done/Fire In The Hole/
How Can You Call This Love/Just How Good (A Bad Woman Feels)
<1992 Reissue CD-Bonus Tracks>
MY Town (Live)/Someone Like You (Live)
 
マイケル・スタンレー最大のヒットアルバムとなった。
時は83年半ば......ブリティッシュ・インベーションの津波が押し寄せていた全米各地で、正統派アメリカンロックとして一矢報いたといえる。
 
"My Town"をはじめて聴いた時、スタンレーが「ここはアメリカだ !」と頑固なまでに主張しているように聴こえたものだ。アルバムタイトルは「流行とは戦えない」という意味だが、スタンレーの比喩的なメッセージが込められており、ジンジンと伝わってくる曲でもある。
「マイケル・スタンレーはちょっとねぇ」というロックファンも、このアルバムだけは是非聴いてほしいと切に願う。
 
ケビン・レイリーが歌う"Someone Like You"は、隠れたメロハーロックの名曲として今も語り継がれている。
<ERIRIN兄/2011.2.3.>
 
 

FOURTH AND TEN (1984)

 


 

 INSIDE MOVES (1986)


 


 
KEVIN RALEIGH

DELUSIONS OF GRANDEUR (1989)

 

 

MOONLIGHT ON WATER

89US

60

 
Anyone With A Heart/Moonlight On Water/Real Life/
I Should've Known Better/The Art Of War/
I'll Make A Deal With You/You Can Laugh About it Now/
Someone Special/Is It My Imagination/
I Never Wanted To Hurt You
 
80s時代のMSBを牽引してきた:ケヴィン・レイリーのファーストソロ。
80s後半のメロディックロックらしく、ややハードながらもメロウな楽曲が並ぶ。インテリジェンスで好感の持てるアルバムだ。
"I Should've Known Better""The Art Of War"の2曲は、パット・ベネターの旦那/ニール・ジェラルドのプロデュース。
マイナーヒットとなった"Moonlight On Water"は、翌年90年に、故ローラ・ブラニガンがカバーし、こちらもマイナーヒットした。
 
かなり入手困難 なレア盤でもある。
<ERIRIN兄/2011.2.3.>

 

オススメBEST CD

RIGHT BACK AT YA (71-83)

(1992)

 


 

 

ROSEWOOD BITTERS/LET’S GET THE SHOW ON THE ROAD/

ONE GOOD REASON/STRIKE UP THE BAND/

MIDWEST MIDNIGHT/NOTHING’S GONNA CHANGE MY MIND/

WHY SHOULD LOVE BE THIS WAY/

WE’RE NOT STRANGERS ANYMORE/LOVER/

HE CAN’T LOVE YOU/IN THE HEARTLAND/

SOMEWHERE IN THE NIGHT/FALLING IN LOVE AGAIN/

IN BETWEEN THE LINES/SOMEONE LIKE YOU/MY TOWN/

 

デビューからのシングルヒットがメインにセレクトされています。

骨太でちょっぴり泥臭いけど、どことなく郷愁漂うMSBサウンド、

やっぱ最高!

他にも、ベスト第2弾“MISERY LOVES COMPANY”がリリースされていますので、こちらも併せて聴いてみてね。

 

 

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