ARTIST FILE 021

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHARTより)

MEN WITHOUT HATS

 

Men Without Hats Homepage 

 


 

 

(91) SIDEWAYS (03) NO HATS BEYOND THIS POINT
IVAN DOROSCHUK solo (97) THE SPELL


天才的マルチプレイヤーのアイヴァン・ドロスクを中心に、1980年、モントリオールで結成されました。カナダ初のメジャーテクノPOPグループと形容された程、当時としてはとても珍しかったグループ。(ドロスク兄弟の生まれは、アメリカ・イリノイ州)
 

結成当初の81年暮れくらいまでは本国カナダよりもイギリスを中心に活動していましたが、あまりパッとしませんでした。
82年に入ると弟のステファンが加入、メンバーチェンジを行ってリリースされたファーストアルバム「RHYTHM OF YOUTH」からのファーストシングル「THE SAFETY DANCE」がダンスフロア中心に大ブレイク。MTV効果もあってか、BILLBOARDのナショナルチャートでもTOP3を記録する大ヒットになりました。その後すぐセカンドアルバムが発売されますが、こちらがセールス的にも失敗に終わってしまい、解散してしまったかに見られましたね。
 

早くも「一発屋」さんの仲間入りをしたような言われ方もしていましたけど、なんと、4年振りとなるサードアルバムからのタイトル曲“POP GOES THE WORLD”が88年2月にBILLBOARDチャートのTOP20入りを果たし、復活をアピールしたのであります。大ヒットの後はなかなか続かないグループが多かった中で、とても珍しいケースですね。これを勢いに89年と91年にもアルバムをリリースしますが、すっかり不発弾になってしまい、91年に解散しています。
 

彼らの創り出すメロディラインって、どことなく懐かしい感じのするフレーズの曲が多いように思います。そうそう!BEATLESやMONKEESっぽい感じ!いろんなジャンルのアーティストたちに影響を与えてきた、60s時代のブリティッシュロックってヤッパ偉大なのかしら!?
 
付記...83年の日本デビューでは、グループ名が「メン・ウィズアウト・ハット」となっていた。英語の単数・複数の法則からも、明らかにミステイクな命名である。84年のアルバム以降は「ハッツ」と訂正されている。

2003年に再結成、12年振りとなるニューアルバムをリリースした。
カナダ中心にライブギグを精力的に行っている。2006年にDVD"Live Hats"をリリース。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>
 

 

FOLK OF THE 80’S (1980)
<EP>
 


Modern(e) Dancing/Utter Space/
Antarctica/Security (Everybody Feels Better With)

 

RHYTHM OF YOUTH (1982)

83US 13

 


<US/JAPAN Release>
Ban the Game/The Safety Dance (Exteded Version)
/Antarctica/The Great Ones Remember/I Got The Message/
I Like/Ideas for Walls/Things in My Life/
Cocoricci (Le Tango des Voleurs)/
The Great Ones Remember(reprise)
Living In China <UK Releese only>
UK盤は収録順が変わっている。
"The Safety Dance"は7"versionが収録されている。

 

 

THE SAFETY DANCE

83US

3/4wk

83USY

35

83UK

6

I LIKE

83US

84

I GOT THE MESSAGE

83UK

99

 
 
邦題は「セーフティ・ダンス」。
80sテクノポップ界を代表する傑作アルバム。女性コーラスを交えつつ、テクノ独特の低音ボーカルと、重めのシンセベースで音を刻んでゆくといった、80s前半で主流となった典型的音作りだ。トーキング・ヘッズやヒューマン・リーグの好きな方にはオススメの1枚。
83年度グラミー賞では、最優秀新人賞にノミネートされている。(受賞はせず)
 
特徴といえば、なにも考えていないというか、なにも考えなくていいというか、とにかく陽気で「ノー天気」な曲ばかり。
ドロスク兄弟は真面目に作ったのだろうが、聴き手に喜びや楽しさを感じさせるところが、マッサカ凄い!!......これぞ、音「楽」というものだ。
 
当時、"The Safety Dance"は、日本のディスコでも人気の高い曲だった。全米でも83年7月のダンスチャートで、ずっと首位安泰だったアイリーン・キャラの"Flashdance"を蹴落として、1をゲットしたというからたいしたものだ。
 
この曲のPVで、アイヴァン・ドロスクと女子、小人の3人で踊りまくる、勝手な通称だが「シェー」ダンス(おそ松くんのイヤミ氏の決めポーズ)を真似して、両手で「S」字を切りながら、渋谷のディスコで酔っ払い踊りをしたのを思い出す。本当にいい時代だった....(笑)
↑PVを見ながら、ご自宅で「シェー」、もとい「S」字ダンス、踊ってはいかが?
<ERIRIN兄/2011.1.25.>
 


FOLK OF THE 80’S (partV) (1984)
 


No Dancing/Unsatisfaction/
Where Do The Boys Go? /Mother's Opinion/
Eurotheme/Messiahs Die Young/I Know Their Names/
Folk of the 80's/I Sing Last-Not for Tears
 
前作同様、ノー天気なテクノポップアルバムだ。
本国カナダでは"Where Do The Boys Go"が30位、全米ダンスチャートでは39位を記録した。しかし英米でのセールス的には失敗し、ノー天気ではいられなくなってしまった。

FREEWAYS (1985)
<EP>

Modern(e) Dancing/Utter Space/Antarctica/
Security (Everybody Feels Better With)/Freeways (Euromix)

  

POP GOES THE WORLD (1987)

88US 73

 

 

POP GOES THE WORLD

88US

20

Intro/Pop Goes the World/On Tuesday/
Bright Side of the Sun/O Sole Mio/Lose My Way/
The Real World/Moonbeam /In the Name of Angels/
La Valse d'Eugénie/Jenny Wore Black/
Intro/Walk on Water/The End (Of the World)


「一発屋」のレッテルを返上した、起死回生の復活作だ。
前作の失敗が相当なショックだったらしく、ドロスク兄弟は2年ほど世界中を回り、見識を広めてきたそうだ。その成果からか、いろいろな国の民俗音楽を取り入れた形跡も各所に感じ取れる。
テクノポップ一辺倒だったサウンドから脱却し、多彩な「産業ダンスロック」へと転身したわけだ。珍しくスローな曲もやっているから驚く。
かといって、MWHらしさは全く失われていないので大丈夫。
 
ドロスク兄弟以外のメンバーチェンジも行われ、ギターに弟のジョニー・ドロスク、ドラムにJ.ボノーメ(正体不明)が加わった。晴れてドロスク3兄弟となったわけだ。
"On Tuesday"では、ジェスロ・タルのイアン・リチャードソンが、あの独特で怪しげなフルートを披露している。
 
<ミニコラム.....「バモ ! 日本」の謎>
サッカー日本代表の国際試合をテレビ観戦していると、必ずといっていいほどこの"Pop Goes The World"を思い出す。
日本チームが得点したり勝ったりすると「オーオー♪バモニィッポン♪ニィッポン♪ニィッポン♪バモニィィィッポン♪」とサポーターが大合唱するあの時だ。確かに盛り上がるし、いい曲だ。
 
ただ、このフレーズが"Pop Goes The World"にソックリのなのは、どういう理由なのだろう。いろいろ調べたら、悩みは解決した。
曲の正体は、サッカー日本代表応援歌「バモ ! 日本」という曲で、「ウルトラズ・ニッポン」というサッカーサポーター集団がCDまで出しているらしい。もちろんJFCの公認だ。
「バモ ! 日本」(INAZUMA MIX) →
 
しかも、作詞作曲のクレジットにちゃんとアイヴァン・ドロスクの名前もあったのだ !!やはり、メン・ウィズアウト・ハッツ公認の応援ソングだったわけである。(ひと安心)
他にも、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」、ヴィレッジ・ピープルの「ゴー・ウエスト」、ジンギスカンの「ジンギスカン」が公認応援ソングになっているそうだ。
日本代表も強くなってきたことだし、外国チームとの対戦も増えることだし、ここはひとつ洋楽の応援歌は封印して、日本人による応援歌でも企画したほうがいいんでないのかい??
 
80sファンのみなさんは、どう思いますか??
 
<ERIRIN兄/2011.1.24.>
 


THE ADVENTURES OF
MEN AND
WOMEN WITHOUT HATE
IN THE 21TH CENTURY 
(1989)

 


 

In the 21st Century /Hey Men /You Me & Dupree/
Everybody's Selling Something/Here Come the '90s/SOS/
All We Do/I'm in Love/Intro: Eloise/Eloise & I/
Underneath the Rainbow/21st Century Safety Dance
 
前作同様、「産業ダンスロック」アルバムとなっているが、まとまりに欠ける点は否めないだろう。
アバの名曲"S.O.S."をカバー。原曲にある程度忠実にアレンジしており、アコギターを入れるなどひと工夫されている点に注目。
(ERASUREよりも2年程先にカバーしている。)
 
"21st Century Safety Dance"は、自らの大ヒットのセルフカバー的な曲だが、80s後半らしいユーロビート風アレンジになっている。
このあと91年には、誰もが驚いた「オルタナ系グループ」に変身することとなるが、このアルバムはある意味で迷走への序曲だったのかもしれない。
<ERIRIN兄/2011.1.25.>

 
 

オススメBEST CD

COLLECTION (1996)

 

 

THE SAFETY DANCE/LIVING IN CHINA/ANTARCTICA/

I GOT THE MESSAGE/I LIKE/WHERE DO THE BOYS GO/

MESSIAHS DIE YOUNG/POP GOES THE WORLD/

MOONBEAM/HEY MEN/EDITIONS OF YOU/

THE SAFETY DANCE (EXTENDED)/

I GOT THE MESSAGE (DANCE V.)/

WHERE DO THE BOYS GO (EXTENDED)/

 

“GREATEST HATS”というベストもリリースされていますが、こちらのほうが選曲面でオススメッ!

 

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