ARTIST FILE 043

ALBUMSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHART  UK/RECORD MILLERより)

JOHNNY HATES JAZZ

 

johnnyhatesjazz.com 


<members>

Vo: クラーク・ダッチェラー(86-88/09-)
Key : カルヴィン・ヘイズ(86-92/07-)

Bs : マイク・ノシート(86-92/07-)
Vo.フィル・ソーナリー(88-92/ex. CURE)
 
(91) TALL STORIES    

 

「ジョニーはジャズが嫌い」という変わった名前のグループ。

以下がグループ名の由来だと言われています。マークさんの親友にジョニーさんていう人がいて、その人の奥さんが大のジャズファンで、一日中ジャズをかけていた為、ジョニーさんがジャズ嫌いになってしまったそうです。

ちなみにグループのメンバーはジャズが大好きで、アマチュア時代の86年、ロンドンの有名ジャズクラブ「ロニー・スコッツ」でライブを行いました。とてもシンプルなパフォーマンスだったそうですが、見事にバージンレコードの関係者の目に止まり、87年にメジャーデビューを果たします。
 

彼らを大々的に売り出す事を決めたバージンレコードのプロモートが大成功、デビュー曲の切ないミディアムバラード"Shattered Dreams"がいきなり全英TOP5入りし、続いてオランダ、フランス、オーストラリア等の国々で発売され、見事bPに輝きました。
遅れて発売されたアルバムも全英bPをゲット、このアルバムを引っ提げて、ついに全米進出します。本国での発売の1年遅れで"Shattered Dreams"がナショナルチャートの第2位まで上がる大ブレイクとなります。
続いて"I Don't Want To Be A Hero"もTOP40入りするなど、次の活躍がとても期待されましたが、残念なことにセカンドアルバムのコンセプトを巡って3人の関係に亀裂が生じ始め、88年にクラークが脱退しちゃいました。
 

急遽、新しいボーカルに元キュアーのベーシスト/フィル・ソーナリーが加入、やっとの思いで91年にセカンドアルバム“TALL STORIES”のリリースにこぎ着けます。
しかし、ヘイズが交通事故を起こしブランクが開いてしまった事、クラークの軽いボーカルとは違うハードなフィルのボーカルに違和感があったせいか、アルバム・シングルともセールス的に失敗に終わり、バージンからも解約され、事実上解散しました。(ERIRIN的には、なかなかいいアルバムだったと思います)
 

片や脱退したクラークさんは、ソロアルバム“RAINDANCE”をリリース。こちらはメロディアスなPOPアルバムに仕上がっていましたが、思った程話題になりませんでしたね。

その後の彼らの消息は定かではありませんが、きっと何らかの形で音楽の仕事をしている事と思います。
 
付記...2007年に、カルヴァンとマイク、そして新しいボーカリスト/ダニー・サクソンの3人で再結成した。ヨーロッパツアーも行ったが、アルバムのレコーディングまでに至らず、再び解散している。
 
2009年10月、クラークを含むオリジナルメンバーで再結成するとの発表がされたが、2011年1月現在でツアー日程もアルバムリリース予定も決まっていないようだ。(この後の動向は、オフィシャルサイトを参照してください。)
<ERIRIN兄/2011.1.21.>

 

TURN BACK THE CLOCK (1987)

88US 56

87UK 1

 


Shattered Dreams/Heart of Gold/Turn Back the Clock/
Don't Say It's Love/What Other Reason/
I Don't Want to be a Hero/Listen/Different Seasons/
Don't Let It End This Way/Foolish Heart
<1987 CD Bonus Track>
Heart of Gold (J. Mendelsohn Mix)
Turn Back the Clock (J. Mendelsohn Mix)
I Don't Want to be a Hero (Extended Mix)
 
<2008 Remaster CD-Bonus Track>
Shattered Dreams(12" Extended Mix)
Heart of Gold (Extended Mix)
Turn Back The Clock (12" Extended Mix)
Don't Say It's Love (Extended Mix)
Foolish Heart (12" Mix)
Turn Back The Clock (Unreleased Version)
 

 

SHATTERED DREAMS
US Ver.→   UK Ver.→

88US

2/3wk

88USY

26

87UK

5

I DON’T WANT TO BE A HERO
US Ver.→   UK Ver.→

88US

31

87UK

11

 

TURN BACK THE CLOCK

88UK

12

 

HEART OF GOLD

88UK

19

 

DON’T SAY IT’S LOVE

88UK

48

 

邦題は「反(アンチ)ヒーロー宣言」。
(本人たちはこのヘビメタ風の邦題の意味を本当に了承したのだろうか??
このタイトルじゃ、ジャズファンから誤解されてもしかたのないところだ...怒)
 
グループ名とは正反対の、ジャズ・フュージョンのエッセンスをふんだんに取り入れた都会的かつお洒落な傑作アルバムである。
この当時すでに「死に体化」していたAOR的な雰囲気もあり、アメリカと日本で受けたのも同然の結果だったろう。
彼らがトリビュートしていたのが、スティーリィ・ダンとマイケル・マクドナルドで、このアーバンな音作りも頷けるというものだ。パーカッション、アコギター、シンセの使い方は、スティーリィ・ダンに通じるものを確かに感じることができる。
 
ただ日本では、当時お洒落なイケメンのニューアーティスト不在もあって、美形のクラークのルックスに女子からの人気が集まっていたが....(蛇足的私見だが、どことなくラルク・アン・シエルのHYDE氏に似ているかも)
さらに当時(88年1月)、アイドル路線で洋楽カバーを積極的に取り入れていた長山洋子さんが、"I Don't Want To Be A Hero"(邦題は「反逆のヒーロー」)をカバー、TVでもよく歌っていた。このカバーはなかなかよく出来ていたし、オリコンチャートで10位まで上がるヒットなった。
(長山洋子バージョン拾ってきたので見てください→)
 
"Don't Let It End This Way"はオススメ。STYXの曲に同じ曲名があるが、別の曲。レゲエリズムにのったジャズ感覚の曲で、アルバムの中でも異彩を放っている。どことなくSTINGの"An Englishman In New York"に似ているが、STINGのほうの発売が後なのでパクリではないことは確かだ。
 
タイトル曲"Turn back The Clock"も泣かせてくれる、懐かしくも美しいメロディーのバラード。映画「スタンド・バイ・ミー」からヒントを得た(パクッタ?)、少年たちが主役のノスタルジックなPVは必見、よくできている。
 
長くなったけど、決してジャズ嫌いのグループではなく、逆にジャズの血脈が流れるシャレた3人組....ジャズファンにも是非とも聴いてもらいたい一枚だ。
<ERIRIN兄/2011.1.21.>
 

 

 

オススメBEST CD

THE VERY BEST OF (1993)

 

 

 

シングルB面やLP未収曲を含む、バランスのいいセレクションです。

80s後半のUKらしいアーバンなポップナンバーからバラードまで、彼らの事をよく知らない人でも十分楽しめる内容になっていますよ。

 

SHATTERED DREAMS/MY SECRET GARDEN/

ME AND MY FOOLISH HEART/LIVING IN THE PAST/

I DON’T WANT TO BE A HERO/THE CAGE/

TURN THE TIDE/HEART OF GOLD/

DON’T SAY IT’S LOVE/

LET ME CHANGE YOUR MIND TONIGHT/

THE LAST TO KNOW/FOOLS GOLD/

SHATTERED DREAMS (EXTENDED MIX)/

TURN THE TIDE (EXTENDED MIX)/

CRACKING UP/TURN BACK THE CLOCK/

 

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