ARTIST FILE 019

ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHARTより)

GLASS TIGER

 

Glasstiger.ca

 


(左から)マイケル・ハンソン(Dr/-88)/サム・レイド(Ky)/アラン・フリュー(Vo)/
ウェイン・パーカー(Bs)/アル・コネリー(Gt)/
 
(91) SIMPLE MISSION   (06) LIVE      
 

「Glass=繊細さ、Tiger=力強さ。この二面性を持つグループである事から”GLASS TIGER”と命名したそうです。Vo.のアラン・フリューさんを中心に、カナダらしい元気なロックが印象的なロックグループでした。
 
「ポッと出」のアイドルバンドと思われがちな彼らですが、意外にも結成は82年。当初は“TOKYO”(日本にもこんな名前のグルーブいますねぇ)というグループ名で、地元トロントのクラブを中心にアマチュア活動してたそうです。そんな地道な活動を続けてた彼らに幸運なチャンスが訪れます。
84年、カルチャー・クラブのトロント公演のオープニングアクトを勤めたことから評価をあげ、キャピタルレコードと契約するに至りました。

メジャーデビューは86年の春。 
ブライアン・アダムス様がコーラスで参加したデビュー曲"Don't Forget Me"が本国カナダで2週連続bPをゲットし、その勢いで世界進出したのでありました。

USAでは、86年後半のジャーニーとのツアーを行った成果もあって、"Don't Forget Me"が全米2位を記録、続いて2曲をTOP40に送り込み、人気を定着させたかに見えました。また、87年には来日公演も果たすなど、日本でも人気が出てきました。
しかし、88年のセカンドアルバムが本国以外ではセールス的にも不振だったこともあって、その後しばらく名前を聞かなくなります。そして、ついに93年に正式に解散してしまいました。

やっぱバンドって難しいものですね。デビューでいきなり一発当てても、2枚目がホントに難しい。いろいろなグループが「セカンドの壁」にぶつかっては消えていきました。特に80s中半には多く見受けられます。それだけ時代の流れ自体が急流だったのかもしれませんね。彼らも80s前半にメジャーデビューしていたら、もう少しディスコグラフィを重ねることができたかも..

最近、Vo.のアランさんがソロアルバムをリリースしたそうです。いち80sファンとしても是非頑張って欲しいです...夢よ、もう一度!!
 
付記...デビューから93年解散まで、本国カナダでは国民的ロックバンドとして活躍、5つのジュノー賞を受賞した。
(86年に3つ、87年に1つ、89年に1つ....計5つ)
87年度グラミー賞の「最優秀新人賞」も受賞するなど、評論家からの評価も高く、ただのアイドルバンドではなかったことを、数々の受賞歴から証明しているといえよう。
 
88年のセカンドアルバムレコーディング後、ドラマーのマイケル・ハンソンが脱退、93年の解散まで正式メンバーは採用していない。ハンソンはソングライティングにおいても重要なポジションにいたこともあって、91年のサードアルバムではジム・バランスへの依存度が上がってしまい、バンドの個性が薄れてしまった。
 
93年の解散後、ボーカルのアラン・フリューは、翌年94年にアルバム"HOLD ON"でソロデビュー、2000年にはソロセカンド"WONDERLAND"を発表した。また、俳優としてカナダ国内のテレビドラマに出演するなど、現在もタレントとしての活動のほうで多忙のようだ。
 
オリジナルメンバー4人に、新ドラマーにクリス・マクニールを正式に加えて、2003年に再結成を果たした。
2005年に、"No Turning Back 1985-2005"と題して、新曲2曲を含むベストCDおよびDVDを発売、2006年には初のライブアルバムをリリース。現在も、カナダ国内で積極的にライブギグを敢行している。(オフィシャルサイト参照)
<ERIRIN兄/2011.1.20.>

 

THE THIN RED LINE (1986)

86US 30

87USY 55

 

日本盤

 

INT.盤

 

THIN RED LINE

DON’T FORGET ME

(WHEN I’M GONE)  

86US

2

86USY

34

86UK

29

SOMEDAY 

87US

7

87USY

69

87UK

66

I WILL BE THERE

87US

34

Thin Red Line/Don't Forget Me (When I'm Gone)/Closer to You/
Vanishing Tribe/Looking At A Picture/The Secret/
Ancient Evenings/Ecstasy/Someday/I Will Be There/
You're What I Look For
 
邦題は、「傷だらけの勲章」。
(西城秀樹主演の同名映画とはもち無係....ところでタイトルつけたの誰)
 
原題の"THIN RED LINE"とは、19世紀のクリミア戦争で、赤い軍服を着た少数のスコットランド兵が2列横隊で、ロシアの大軍を撃退したという歴史的勝利からつけられた。
ボーカルのアラン・フリューがスコットランド出身ということと、少数で世界制覇を夢見た彼らの気持ちをかけているのだろう。
 
スコットランド民謡のメロディを使ったタイトルナンバーのPVは、このクリミア戦争をテーマにした内容になっているので、是非見て頂きたい。
 
大ヒットした"Don't Forget Me"と"Someday"は、プロデューサーのジム・バランス色の強いカナディアン・ポップロックだが、他曲はタイトルナンバーに見られるように、メロハー的アメリカンロックに固めのブリットロックのエッセンスが加えられた、ニュートラルな曲が多い。
多国籍国でもあるカナダらしい、多彩な内容の傑作といえよう。
<ERIRIN兄/2011.1.20.>

 

DIAMOND SUN (1988)

88US 82

 

 

 

I’M STILL SEARCHING

88US

31

DIAMOND SUN

88UK

78

Diamond Sun/Far Away From Here/I'm Still Searching/
A Lifetime Of Moments/It's Love U Feel/
My Song (featuring The Chieftains)/Worlds Crumble/
Send Your Love/Suffer In Silence/This Island Earth
 
アコースティクギターと、U2のジ・エッジっぽい固めのギターフレーズを前面に出し、ブリットロック色が濃い内容になっている。
プロデューサーは前作に引き続き、ジム・バランスがあたっているが、いい意味でやや後ろに引いた感じがする。
何も知らないまま、いきなり聴かされたら、イギリスのバンドのアルバムと勘違いするかもしれない。
"My Song"にフィーチャーされているチーフタンズは、アイルランドの国民的ブラスバンドで、この曲はまさにアイリッシュ民謡ロックだ。
 
ブライアン・アダムスの盟友・キース・スコットがギターで参加、バックコーラスでダルベロが参加しているのも注目。
<ERIRIN兄/2011.1.20.>
 

 

オススメBEST CD

AIR TIME;THE BEST OF (1993)

 

 

 

DON’T FORGET ME (WHEN I’M GONE)/THIN RED LINE/

SOMEDAY/I WILL BE THERE/

YOU’RE WHAT I LOOK FOR/AFTER THE DANCE/

DIAMOND SUN/I’M STILL SEARCHING/

MY SONG/(WATCHING) WORLD CRUMBLE/

ANIMAL HEART/BLINDED/

RHYTHM OF YOUR LOVE/

RESCUED (BY THE ARMS OF LOVE)/

SIMPLE MISSION/MY TOWN/

TOUCH OF YOUR HAND/

 

解散後にリリースされたスーパーベスト。全シングルヒットはもちろんの事、3枚のアルバムからキャッチーな曲をピックアップしています。「US/UK折衷」的な彼らのロックサウンド、けっこー新鮮に聴こえると思いますので、是非お試しあれっ!

 

 

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