(94) BACK TO THE ISLAND (02) ISLAND BOUND (09) CAPTIVA
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ドイツの詩人/ゲーテの直系子孫というアカデミックな肩書を持つ、マイアミ出身のシンガーソングライター。 曲のタイトルにハンフリー・ボガード主演の映画タイトルをつけたり、映画のシーンを詩に入れ込むほどの大のボガード信者で、トロピカル感覚いっぱいのAORサウンドが日米で人気を博した。82年、郷ひろみがカバーして大ヒットさせた「哀愁のカサブランカ」のオリジナル・アーティストといえば、ピンと来る方も多いだろう。 見事な家系のわりにはかなりの苦労人で、60s時代にローマンズというロックバンドでドラムを叩いていた。このグループを脱退後はNYでソングライターとして10年余りの下積み生活を送っていたそうだ。80年にアトランタに移住しデビューの準備に取り掛かった。長年の下積みが報われたのが82年のことで、“KEY LARGO”がAORチャートでbPをゲット、その勢いでナショナルチャートでもTOP10入りするロングセラーとなり、新しい形のリゾート型AORサウンドとして注目されるに至ったのである。そして前述の郷ひろみのカバーのおかげもあり、日本でもブレイク、82年の1年間でなんと11億円余りを売り上げてしまったのだからスゴイ。 大金を手にした後も、彼はマイペースに活動を続けており、ヒット曲こそないものの、全米各地でディズニーシーのアトラクション顔負けの海賊コスチュームで、元気なステージショーを披露しているそうだ。 (詳しくは彼のオフィシャル・サイトを見てくらさい) |
DISCOGRAPHY
ALBUMとSINGLEの売上成績です(USA/BILLBOARD CHART, 日本/オリコンチャートより)
JUST ANOTHER DAY IN PARADISE (1982)
US盤
日本盤 |
82年のオリコン洋楽チャートで見事年間bPに輝いた「カサブランカ」を含む大ヒットアルバム。アルバムもS&Gの「セントラルパーク・コンサート」に次ぐ年間チャート第2位というビッグセールスとなった。左記のように日本盤はトロピカルムードを連想させるジャケ写に編集された。 どうしてもボガード映画タイトルのついた2曲に目が行ってしまいがちだが、アルバム全体の完成度もハイレベルだ。 切なくも美しいメロディを持つバラード“THE HEART IS THE HUNTER”やラストの7分近い大作“THE TROPICS”などもかなり良い作品だと思う。 それにしても、まだアルバム収録曲であまり知られてはいなかった「カサブランカ」をカバーソングとして取り上げた郷氏及びスタッフさんの「先見の明」は素晴らしかったっす! |
PIRATES AND POETS (1982)
US盤 |
前作同様、ボガードへの崇拝心がよく表れた1枚で、冒頭とラストで映画「カサブランカ」のタイトルソング「時の過ぎ行くまま」のカバーが入っていたり、ボガードの主演映画“TOKYO JOE”というタイトルの曲が入っていたりする。 他にも、ロイ・オービソンの名曲“LEAH”のカバー(なんとロイ自身も参加)、7分を超える大作“NEVER LOOKING BACK”などが面白い。
日本盤 |
GONE WITH THE WIND (1985)
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オススメBEST CD
GOLDEN CLASSICS (1996)
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Just Another Day In Paradise/Casablanca/Candle Dancer/ Key Largo/Port O Call/White Line Fever/ The Heart Is The Hunter/She's Gone To Live On The Mountain/ Down At The Blue Moon/The Tropics/Tokyo Joe/ Beneath The Island Light/
1stアルバム全曲と2ndから2曲を収録したベスト。もうちょっと2ndからセレクトしてほしかった。 |
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