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BENNY MARDONES

(78) THANK GOD FOR GIRLS

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(96) MOST REQUESTED SONGS   (99) ANGEL
(02) JOURNEY THROGH TIME   (06) LET'S HEAR IT FOR LOVE

オハイオ州メリーランド出身、ソウルフルなシャウトがとってもかっこいいロックンローラー。７８年にデビュー、８０年発表の２作目“ＮＥＶＥＲ　ＲＵＮ．．”からのバラードシングル"ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＮＩＧＨＴ"が大ヒットし、注目を集めました。
しかし、３作目のアルバムが全く奮わずに終わり、レコード会社からも解約されてしまい、一時メジャーシーンから姿を消します。
　
しかし、８５年にＨＵＲＲＩＣＡＮＥＳというバンドを従えて復活。自ら自主制作レーベル"BT Recordings"を設立し、８５年、８６年に２枚のアルバムをリリースしました。８６年のアルバム"AMERICAN DREAMS"は、２００４年にＣＤリリースされています。
　

そして８９年５月、この年のリバイバルブームに乗って、“ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＮＩＧＨＴ”が再びＰＯＰチャートに登場したのであります。
チャートに目を通した時、幻を見たのかと目を疑ってしまったんですが、しばらくしてから、「この曲なら、リバイバルヒットしても当然ね」と納得していました。
　

８０年のヒットした当時ではちょっとハードかなぁと思ったんですが、その後いろんなジャンルのグループが登場してきて、耳が慣れてしまったせいか、８０ｓ終盤に聴いても全く色褪せることのない、やはり究極の名バラードでした。
時代を感じさせない力量感溢れるボーカルと、曲の後半部のコーラスとシャウトの絶妙なコンビネーション、荒削りなピアノのメロディ、美しくも切なすぎるメロディーライン、などなど．．

ＥＲＩＲＩＮ的には、この“ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＮＩＧＨＴ”を「８０ｓバラード大賞」に推薦します！
　

ヒットしたのもこの１曲だけなので、ベニーさんの事をバラード歌手のように取りがちですが、他の作品の殆どがパワフルかつスピード感あふれるハードロックなんです。
ただ、ＳＡＸやピアノをフューチャーしたブルース的なアプローチも感じられ、ＡＨＲ「アダルトハードロック」と呼ぶべきかもしれませんね。
　

デビュー当時からの友人でもあるベーシスト／ボビー・テッパーさんとの共作が多いです。
このボビーさんは８６年に、本名のＲＯＢＥＲＴ　ＴＥＰＰＥＲと名乗ってデビューしています。（“ＲＯＣＫＹ４”や“ＣＯＢＲＡ”のサントラに参加し、ヒットを飛ばしたのでご存知の方も多いでしょう）
　

このリバイバルヒットの直後、ベニーさんは完全復活、“ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＮＩＧＨＴ”のリテイクを含む３作目をリリースしました。２００６年までに他に４枚のアルバムをリリースしていて、ＬＩＶＥ活動中心に頑張ってますよ！

（オフィシャルサイトを参照してね）

NEVER RUN NEVER HIDE (1980)

TOO MUCH TO LOSE (1981)

Sheila C/This Time/The Dreamer/
Till He Mentioned Your Name/Baby Don't/
Treat You Right/I'm Not Gonna Cry Anymore/Oh Me Oh My
 

AMERICAN DREAMS (1986)
(by BENNY MARDONES & THE HURRICANES)

Love (Is Just A Heartaway)/Way Of The World/
Tonight/Silent Gun/Shelia C/American Dreams/
Still Falling/The Fire Is Raging (Jam 99)

BENNY MARDONES (1989)