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ALBUMとSINGLEの売上成績です。

(USA / BILLBOARD CHARTより)

BALANCE

 

<左から> ダグ・カツァロス (Key/81-82)/ボブ・キューリック (Gt/81-82)/

チャック・バージ (Dr/82)/ぺピー・カストロ (Vo/81-82)/デニス・フェルドマン (Bs/82)

 

AORブームの真っ只中、81年にNYで結成されたハードPOPグループ。仕掛け人はNYきっての名ミキサー/トニー・ボンジョビでした。(あのジョン・ボン・ジョビの従兄に当たります)

スキンヘッドがとても個性的だったボブ・キューリックを軸に、セッションミュージシャン2人を含めた3人で、デビュー当初は活動していました。
ポートレート・レコードのプロモートも成功した事もあって、覚えやすいPOPロックナンバーの"BREAKING AWAY"がTOP40入りするというスマッシュヒットになり、注目され始めます。この曲を含むファーストアルバムも、口うるさい評論家の間でも「今までのロックのあらゆるエッセンスを上手に取り入れた、個性的な産業ロック」との高い評価を得ていました。
 

82年にはドラムスとベースに正式メンバーを加えて5人組に増強、セカンドアルバムをリリースします。新メンバーのうちでも、ベースのデニス・フェルドマンはマイケル・シェンカー・グループに在籍していた事もあり、ロックファンの間では注目の1枚でした。ただ前作よりもハードな仕上がりで、POPなメロディー感が薄れてしまった事もあって、AOR寄りのリスナーから見放されたのか、セールス的には失敗してしまいました。
 
83年初頭、日本でCMに出演。ダイハツ・シャレードのCMでした。記憶している方もいると思います。
このCMに使われた"RIDE THE WAVE"は、書き下ろしのオリジナルナンバー。日本のみのEP盤で発売されただけで、いまだにお蔵入りしたままなのが残念です。

 
その後、なし崩し的にグループは解散、2年足らずの短命バンドに終わりましたが、今でもこのグループの事を高く評価するロックファンの方も多いようです。残した2枚のアルバムのカップリングCDがリリースされていますので、気になった方は是非探し出して聴いてみてくださいね。きっと気に入ってくれる事と思います!
付記.....
BALANCE/INFOR THE COUNT   2in1 CD  <1996年、2000年/RENAISSANCE RECORDSより再発。>

<補足>
解散直後、キューザックはマイケル・ボルトンのデビューアルバムにギター参加。キューザックを除く4人は、84年にマイケル・ボルトンの2ndアルバム"EVERYBODY'S CRAZY"のレコーディングに参加している。
 
2009年、27年ぶりとなるサードアルバム"EQUILIBRIUM"を発表。
2ndアルバムのメンバーでの復活でした。
正直、このニュースには驚いたし、うれしかった。
 
耳慣れないタイトルの「エクイリブリウム」をいろいろと調べたら、ラテン語で「均衡=バランス」「天秤」の意味で、ナゾかけ的で面白いっす。
ジャケ写も、彼ららしいスペーシーなセンスを感じます。
 
音的には、2ndアルバムで見せたハードポップの延長といえます。
下記サイトで視聴できるので、気に入ったら購入してみてはいかが!?
JPLAYER
                  <ERIRIN兄/2010.12.29.>

 

BALANCE (1981)

 


 

(Looking for The) Magic/I'm Through Loving You/
Breaking Away/No Getting Around My Love/
Fly Through The Night/American Dream/Haunting/
Falling In Love/Hot Summer Nights/It's So Strange
 

BREAKING AWAY

81US

22

FALLING IN LOVE

81US

75

 
切れのいい産業ロックのオンパレード。
とりわけ、シンセサイザーの味付け方法が瑞々しい。メロディ的にはウエストコーストの雰囲気が漂いますが、このグループはNY出身。
当時アメリカンロックの最先端にあったニューヨークに拠点を置くグループならではの、クリアで垢抜けたサウンド構成であります。
 
イントロのピアノとコーラスワークがとても印象的なファンクっぽいロックナンバー"Fly Through The Night"、名曲の域に達している美しすぎるバラード"Falling In Love"あたりがオススメです。
 
"FRAKE & THE KNOCKOUTS、TOTOの"TURN BACK"などの名盤と甲乙付け難いんですが、81年度のベストメロハーアルバムに選ぶことにします。
 
<ERIRIN兄/2010.12.29.>

 

IN FOR THE COUNT (1982)

 

 

In For The Count/Is It Over/Slow Motion/
Undercover Man/On My Honor/All The Way/
Pull the Plug/Bedroom Eyes/We Can Have It All
 
前作のようなメロディックさは影を潜め、1曲目のタイトル曲からガンガンぶっ飛ばしています。AORというよりも、ハードロック寄りのパワーロックアルバムに仕上がっています。
キューザックのソリッドなギタープレイを前面に押し出し、カストロのボーカルも熱唱型に変身しています。
何度も聴いてると、彼のボーカルって、80s時代のフレディ・マーキュリーにそっくりな気がしてきます。

 

RIDE THE WAVE (1983)
<EP-JAPAN ONLY>

 

 
Ride The Wave/She's Alone Tonight
 
先述の通り、日本のみの限定シングルです。
MP3を拾ってきたので、聴いてみてください。
 

 

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