Artist

Patrice RUSHEN

Title

STRAIGHT from the heart

Release

1982

ジャンル

R&b, JAZZ, DANCE

 

FORGET ME NOTS

I WAS TIRED OF BEING ALONE

ALL WE NEED

NUMBER ONE

WHERE THERE IS LOVE

BREAKOUT!

IF ONLY

REMIND ME

(SHE WILL) TAKE YOU DOWN TO LOVE

 

<CD BONUS>

FORGET ME NOTS (12”VERSION)

BREAKOUT! (12”VERSION)

NUMBER ONE (12”VERSION)

FORGET ME NOTS (SINGLE VERSION)

BREAKOUT! (SINGLE VERSION)

 

Produced by

CHARLES MIMS Jr. & PATRICE RUSHEN

 

 

CD入手方法

国内盤

入手可能 (ワーナー・ジャパン)

輸入盤

入手可能 (RHINO-’96 Reissue)

邦題は「ハート泥棒」..なんか素敵なタイトルでしょ!

「あなたのハートも釘づけよんっ!」(ってふざけている場合ではありませんね、失礼しましたっ)

80sR&Bきっての才女/パトリースの最高傑作アルバムのご紹介です。私め管理人/ERIRINが強力にプッシュさせて頂きマ〜ス!

このアルバム、ひとことでR&Bと呼んでしまうには、パトリースに叱られちゃうくらい、多種多彩なエッセンスが盛り込まれています。まっ、彼女は元々ジャズ畑でキャリアを積んできただけあって、クラシック、フュージョン、ソウル、ロック等々のいろんなジャンルの良いところを吸収してきたのね。そして、ソロデビューから8年後にリリースした本作にすべてを投じたといっても言い過ぎではないと思うの。ただこういう場合、まとまりとかコンセブトがぼやけちゃうものなんだけど、このアルバムはそんなことは一切感じさせない、スゴミがある。まさにキャリアと才能がなせる技!

さて、曲ごとの解説に入ります。

1曲目の“FORGET ME NOTS”は、彼女の代表曲となったファンキーなナンバーで、今もダンスクラシックとして大人気ですね。覚えやすいメロディとリズムラインがとても個性的です。2曲目の“I WAS TIRED..”もいい!ギャップバンドっぽいファンキーなビートとスピード感はすごい手応えです。

あのリー・リトナーも絶賛するジャズピアニストとしてのパトリースのパワフルなピアノプレイが光るジャズインスト・ナンバーの“NUMBER ONE”、ハードなギターソロと切れ味鋭いドラムビートのコンビネーションがロック色を強めてるハイパーチューン“BREAKOUT”、最近ヒップホッパー/R.KELLYにサンプリングされ話題を呼んだジャジーでスイートなミディアムナンバーの“REMIND ME”、先輩ロバータ・フラックを彷彿とさせる大人のバラード“TAKE YOU DOWN..”あたりも完璧な楽曲!ひたすら感動ものです!

今までアナログ盤ですら入手困難だったこのR&Bの名盤ですが、うれしいことに96年、これまたレアな12バージョンを含んでリイシューされました。ホントにジャンル問わず、いろんな方に聴いてもらいたい1枚!