OWNER OF A LONELY HEART

HOLD ON

IT CAN HAPPEN

CHANGES

CINEMA

LEAVE IT

OUR SONG

CITY OF LOVE

HEARTS

 

Produced by TREVOR HORN

 

YES were

(Vo) JON ANDERSON

(Gt/Ky) TREVOR RAABIN

(Bs/Gt) CHRIS SQUIRE

(Dr) ALAN WHITE

(Ky) TONY KAYE

 

「音の魔術師」トレバー・ホーンを迎え、新生YESとしてリリースした「80s型プログレ」アルバム。

当時、ホーンは“ZTT”というレーベルを設立、アート・オブ・ノイズ、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、プロパガンダらの最先端をいくアーティストたちを次々と成功させ、プロデューサーとしての手腕を発揮していました。ちょうどこの円熟期にベテランプログレバンド/YESをプロデュース、この新生YESを見事に復活させたのであります。元祖プログレ・バンドの持つテクニックとセンス、当時斬新だったノイズを駆使した音作りとが素晴らしい融合を見せています。

このアルバムから3枚のシングルヒットが生まれましたが、圧巻は“OWNER OF..”でしょう。84年1月に見事全米bPをゲットしており、ダンスチャートでもこの曲の破壊的ミックスの12インチが上位にランクインされました。YESの曲がディスコでかかりまくるという事態に、オールド・ファンの方々はガッカリされたみたいですけど、私たちの世代にはとても新鮮な出来事でした。ホント、この曲がディスコでかかるとスゴク盛り上がっていましたっけ!?この曲のビデオクリップも凄まじかったですねぇ。YESのメンバーがヘビやカエルになって男を襲うお話。無数の芋虫で顔を洗うシーンには、思わず「オエェェ〜」

...は置いておきましょ!

“LEAVE IT”の美しいまでのハーモニー、80s型プログレ組曲ともいっていい“CINEMA”や“OUR SONG”などなど、他の曲も聴き応え十分の出来です。

なんかジョン様のボーカルも、今までよりパワフルでハスキーな感じで気合い入っていてカッコいいです。